Issei: A Final Say

Japanese American Service Committee Legacy Center

 

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00:00:00

Interviewer:

あのね、今一番の楽しみはどんなものですか。今一番のたのしみ。

Man in gray hat:

まあ全て、仕事も自分も好きでやってるし、楽しいですよ。

Woman in purple shirt:

これと言ってありませんけれど、皆さんとこうして話すのが一番たのしい。

Interviewer:

日本語で話されるのが?

Woman in purple shirt:

うん

Woman in cardigan:

私、今考えておりますのは、やはり私たちの楽しみと言うのは教会ですね。教会に行くこと、

00:01:00

本当に楽しみです。ひとつは、あの--子供たち、もう今大きくなって、孫は増えてまいりますからね。その、何していることが、一番私たちにとって楽しいですね。

Man in straw hat:

毎日が安楽に暮らしており、イエス・キリストを信じることは一番いい事と思っています。自分の思いわずらうことをすてて、人のために祈ること。

Woman in stripes:

まあ、日本人がね、こういう風にピクニックしたり、それからもちろんあの--ファミリーがギャザーする、そういうことね。

Woman in white:

そうですな、私の一番うれしいことは、あの--毎日健康にくらすことが、感謝ですね。そして子供達も皆仲良くして、あの--よくしてくれますこと感謝しておりますじゃな。

00:02:00

Man in purple:

子供らも、家内も、それから孫らもひ孫も、みな持ってるでしょ。それでこうやって毎日が健康で、過ごせるでしょ。そして楽しく暮らせるでしょ。だからまあ、一番私はうれしいと思いますよね。

Woman in Stripes:

特別--別に今、あの--自分、健康だから--

Man in short sleeves:

別に何も、ねぇ、こういう所におるんだから。ただもう私が--あの--教会に行きたいけど、もうどうすることもでけんですから。

Man in stripes:

やはり、日本独特のいいところはですね、いついつまでもやはり、続けていってもらいたいですよね。例えばこの--「父母に孝に、夫婦相和し、朋友相信じ」ということは、確かにいい事と思いますよね。一つの家庭の、家庭を築いてゆく上に一つの根本的な精神じゃないかしら。ああいうことは、やはり日本人としての誇りじゃないかと思いますよね。

00:03:00

Man in gray cap:

何も特別言うことはねぇ、体操(とか)こういうガーデンの仕事もあるしね。

Woman with balloon:

私は、賛美歌うたって、イエス様にお祈りして、イエス様と共に歩くということは一番楽しい。

Man in tie:

何もないですな。ほっといて欲しい、ということ。

00:04:00

Interviewer:

おばさん、何かあります?一世としてね、子供さんに、あの--伝えたい事。

Woman in purple shirt:

別にありませんけどね。おばさん、財産も無し、金も無し--。

Interviewer:

何かね、特別、あの--おばさん自身として--。

Woman in purple shirt:

ただね、子供をお守したのを、忘れずにおってくれたらいい。それを願っているでしょね。

Woman in cardigan:

私、この一世として、いまここに子供達、居りますでしょ。

ですから今まで私のやってきたことを幾分なりとも子供たちに少しでも教えておきたい。

Interviewer:

どういう事?

Woman in cardigan:

やはりあの、自分たち親に対することとかね、兄弟に対することとかね、と言うような、そういう風な反面から、ずっと私、いつも子供に少しでも、子供に覚えておいてくれるようにと、思っておりますよ。

00:05:00

Man in blue shirt:

二世は、三世も、アメリカ市民としての義務としても、なるだけなら、出来ることならアメリカに忠誠をつくして、そして、まあ--良き市民となって模範を示して頂きたいと思いますね。同時にまあ、日本人と言うその、大和魂のような心をなるだけあの、心がけていってもらいたい。

Man in short sleeves:

別にいまではね、何も心配することが無し。子供のこと、もう充分してあるから、孫の事も、エブリシング・イズ・オーライ。

Man in stripes:

それで二世三世の方々も出来るだけ勉強して、そしてアメリカの各社会に入り込んで行って、大いに活躍して行って頂きたいのが、私の子供はじめ、二世三世に対する希望なんですよ。

00:06:00

Man in cap:

まあ、真面目に働く、仕事なんですね、なんでもね、仕事その何からですね。

Man in purple:

やはり、一世のつまり良いとこですな。やはり子供らに伝えたいと思いますよね。

Interviewer:

どういう事ですか?あの、特別に?

Man in purple:

そうですなあ、まあ私は別に教えてはいないですけど、子供らが私らがやってきたところを皆知っていますからね。親が苦労しているのを見て、子供はやはりそれを見てやってきますから私も安心しています。子供に今まで私は、なにもしろとはいわないけれど、みな真面目にやってくれますからな、それで私も安心しとりますからな。

00:07:00

Woman in polka dot apron:

ちょっとあの、何か行き詰まってもね、それでもぐにゃっとならないで、直ぐ立ち上がってやっていくようになってもらいたいの。火事に遭っても、泥棒に遭っても、獲られない物を、自分がキープしておくのが、子供や孫とおもいますよ。